静岡大学工学部のものづくりワークショップに協力しました
2022年12月02日 企業活動, 3Dものづくり
静岡大学浜松キャンパス(工学部・情報学部)で年に一度、地域の皆さんに最新の技術や研究を紹介する「静岡大学テクノフェスタ」。今年度、工学部主催のものづくりワークショップに当社も協力しました。
子どもたちがデジタル機器を活用してキーホルダー作りを体験
静岡大学と同じ浜松市に本社のある当社には卒業生も多く在籍しています。今年度からは情報学部のリフレッシュスペースの命名権を取得し、「Roland DG Lounge」として学生の皆さんに活用いただいています。(詳しくはこちらから)
静岡大学テクノフェスタは毎年11月の静大祭と同時期に開催され、地域の子供たちや学生・市民の皆さんが多く訪れます。今年は11月12日と13日に、コロナ禍を経て3年ぶりの通常開催が実現しました。
当社が協力したのは、工学研究科・機械工学専攻の静(しずか)弘生先生・酒井克彦先生・吉田健吾先生の研究室が共同開催したデジタル機器でオリジナルのキーホルダーを作るワークショップです。デスクトップサイズで簡単に操作できる3次元切削加工機「SRM-20」とメタルプリンター「MPX-95」をそれぞれ4台ずつ提供しました。
3次元切削加工機SRM-20でアクリルのキーホルダーにイラストや名前を入れます
仕上げのアクリルの穴あけ加工は研究室の学生が一緒に行います
メタルプリンターMPX-95で金属製のキーホルダーに写真などをマーキング
ワークショップを主催した工学研究科・機械工学専攻の静弘生先生(右から2人目)、吉田健吾先生(右から1人目)と研究室の学生の皆さん
静弘生先生は「地域の子どもたちにものづくりっていいな、楽しいなと興味を持ってもらいたいとワークショップを企画しました。親御さんに子どもの将来の進路として理系をアピールしたいという想いもあります。私は主に切削加工などの研究をしていますが、研究室の学生も一般の子どもたちと触れ合い、技術を教える貴重な経験ができたと思います。デスクトップサイズの機械はこのようにものづくりを体験いただくのに最適ですね。これからも子どもたちや中高生などに科学技術の面白さを伝える活動を続けていきたいと思います」と話してくれました。
2日間のワークショップには地元の子供たちやご家族を中心に、約190名に参加いただきました。自分のイラストや写真がキーホルダーにマーキングされていくのを夢中で見つめる姿が印象的でした。参加いただいた皆さま、ありがとうございました!