
イタリア・ミラノに新オフィス
2025年03月18日 企業活動, デジタルプリンティング
当社はイタリア・ミラノに新しいオフィスをオープンし、1月22日にオープニングセレモニーを開催しました。社長の田部ら役員が登壇し、招待した約70人のデジタルプリンティングおよびデンタル事業の現地販売代理店やメディア関係者にあいさつをしました。オフィスツアーや製品デモも行いました。
全ラインナップ発信の拠点に
ミラノオフィスは、イタリア子会社のRoland DG Mid Europe S.r.l.が開設しました。イタリアにおけるデジタルプリンティング事業と、デンタル・3Dものづくりの分野をターゲットとするDGSHAPE事業のショールームとして、最新のインクジェットプリンター、歯科用ミリングマシン、外部パートナーと協業し開発した製品など幅広い製品を一堂に集めて展示しています。
オープニングセレモニーは、モンツァ・サーキットでの新製品発表イベント「Roland DG Grand Print」の翌日に開催。サーキットから新オフィスは車で25分ほどの距離で、多くの販売代理店が続けて参加してくださいました。新製品発表の感動が続く中、リボンカットセレモニーやオフィスツアー、製品デモが行われ、新オフィスのオープンを祝いました。
新オフィスは従業員の働き方も進化させました。随所に創造性や柔軟性を高める工夫を施したほか、協働やワークライフバランスを向上させる共有スペースを備え、最新の働き方を実現します。社員用のカフェテリアの壁面には、立体的なエンボス表現をデジタルで可能にする「DIMENSE」の壁紙を施工。日々の業務の中で、DIMENSEの印刷品質や革新性を感じられるようになっています。
-
テープカットの様子
-
ロゴ入りケーキを参加者に振る舞いました
新たな価値とビジネスの創出を加速
社長の田部はスピーチで「当社は、特別なスキルや豊富な経験を持った人々にしかできなかったさまざまな表現を、デジタルの力で誰もが手軽に行える革新的なソリューションを提供しています」とビジネスのスタイルを前置きした上で、「新たな市場の開拓のため、さまざまな改革を推進しています」と、ミラノオフィスの設立の狙いを語りました。
また、DGSHAPE事業のきっかけとなったアイデアがイタリアで生まれたことに触れ、「ミラノオフィスの開設により、新たな価値の創出とビジネスの加速を進めていきます」と宣言して締めくくりました。
-
スピーチする社長の田部
-
スピーチに聞き入る参加者
ブランドとイノベーションの象徴に
当社は1991年からイタリアでのビジネスを本格化し、イタリア中部のアックアヴィーヴァ・ピチェーナを拠点に営業活動を続けてきました。今回、各地からのアクセスが良い北部の都市ミラノに新たな拠点を開設することで、より多くの方に製品の魅力を発信できるようになります。将来的には全ラインナップの展示を目指しており、ヨーロッパにおけるもっとも重要な拠点の一つになる予定です。ローランド ディー.ジー.のブランドとイノベーションを象徴する拠点となるよう、成長させてまいります。
-
製品デモの様子
-
製品を観察する参加者