吉田裕史氏と文部科学大臣が表彰状を持って記念撮影

指揮者・吉田裕史氏が文部科学大臣表彰受賞 当社に来訪も

2024年10月25日 企業活動

当社が協賛したリトアニアの音楽祭「第23回カウナス城オペラ国際フェスティバル2024」(7月5、6日開催)でオペラ「蝶々夫人」を指揮した吉田裕史氏が9月25日、盛山正仁文部科学大臣(当時)から表彰を受けられました。国内外においてオペラの振興及び音楽を通じた国際交流活動に多大な功績を有し、我が国の芸術文化の振興に貢献されているためです。10月11日には浜松の当社本社にもご来訪いただき、受賞のお祝いとリトアニアでの活動を振り返りました。
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オペラ振興と国際交流で功績

表彰式は9月25日、文部科学省庁舎内の大臣室でおこなわれました。大臣は「あなたは永年にわたりオペラの分野において優れた成果を挙げられるとともに音楽を通じた国際交流に尽力するなど我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をされました。ここにその功績をたたえ表彰します」と表彰状を手渡しました。
大臣との懇談で吉田氏は、「本当にありがとうございます。光栄に感じております」と表彰への感謝を述べ、大臣は「(各国での活躍に加え)戦禍のウクライナの歌劇場で指揮をして音楽を届けていることに、本当に頭が下がります」と改めて功績をたたえました。

吉田氏は記者から感想を求められると、「オペラを専門に海外で20年以上やってきたことを評価していただいて、本当にうれしく思います。これからも日本の音楽家やコンテンツが世界に広まるように一音楽家として日本人として励んでいきたいです」と答えました。ウクライナとの関係については「音楽を通じた交流を進めるために、先駆者として橋渡しをしていきたいと思います」と語りました。
当社のインタビューではリトアニアでの活動を振り返り「やって良かったと思っています。市民に無料でオペラを見てもらうということを、日本でもやってみたい」と意気込みを語りました。

  • 大臣から表彰状を受け取る吉田氏

    大臣(右)から表彰状を受け取る吉田氏(左)

  • 大臣と懇談する吉田氏と吉田氏夫人

    大臣(右)と懇談する吉田氏(中央)と吉田氏夫人(左)

当社に来訪 リトアニアでの活動振り返る

10月11日、当社に吉田氏が来社されました。大臣表彰受賞を祝うとともに、リトアニアでオペラを鑑賞した社長の田部と執行役員の繁野谷が、改めて音楽祭を振り返りました。
吉田氏には当社の事業や歴史を説明した後、新社屋の各フロアをまわって特徴を紹介。リトアニアの子会社DG DIMENSEを紹介するコーナーでは音楽祭に関連する展示もしており、当社が出店したブースでの写真や出演者のサイン入りのグッズを見て、オペラの感想を語り合うなどしました。
当社については、社長が「日本からワクワクをグローバルに世界に広めたい」と話すと、吉田氏は「デジタルはクリエイティビティの発想で勝負できる」と当社のミッションに共感されていました。
最後は吉田氏に「我々が見ているマエストロの姿を表現した」(社長)という当社のUVプリンターで印刷したオリジナルのノートブックをプレゼント。吉田氏は自身の写真や名前が入っていることに驚かれ、「色彩もきれいで、デジタルが生み出す感動ですね」と喜んでいただくことができました。吉田氏の今後のご活躍を楽しみにしております。

DIMENSE作品の前で記念撮影

(左から)繁野谷、吉田氏、田部

  • DIMENSEの作品を紹介

    立体的なエンボス表現が特長のDIMENSEの作品を紹介

  • コンクリートの型を使用したDIMENSE作品を紹介

    DIMENSEのエンボスをコンクリートの型に使用した新しい作品を紹介

  • エレキギターの作品を紹介

    UVプリンターでデザインを印刷したエレキギターを紹介

  • 定規の名入れを体験する吉田氏

    メタルプリンターで定規の名入れを体験する吉田氏

  • 本社を案内する様子

    業務に合わせて働く場所を選べる本社を案内しました

  • プレゼントのノートブックを受け取る吉田氏

    プレゼントのノートブックを受け取る吉田氏