The Day 2025 集合写真

The Day 2025を開催

2024年10月08日 企業活動

ローランド ディー.ジー.は9月30日、本社近くのサーラ音楽ホールで社内イベント「The Day 2025」を開催しました。イベントは今期の振り返りと来年度の経営方針を示すもので、今年で5回目。全社員が来期に向けて士気を高めました。
昨年の様子はこちら

年に一度の特別な日

「The Day」とは、サーフィン用語で年に一度の大波が来る日を指します。当社では毎年、社員が自身や会社について振り返る特別な日として実施しています。今回は5月のMBO(経営陣を含んだ公開買付け)成立を受けたスタートダッシュの機会として、本社の全社員に加え海外子会社などから約50人が来日。世界各地の拠点にも中継され、社員全員が熱心に聞き入っていました。

社長、「unleash」を強調

イベントではまず、社長の田部が登壇。「Unleash to accelerate(加速するために解き放つ)」と題し、今期の活動や成果を振り返るとともに、来期の経営方針を説明しました。5月に成立したMBOに触れ、非上場化により経営の自由度と柔軟性が高まり、「これまでできなかったことをできるようにしよう」と強調しました。最後は社員に、何を「unleash(解き放つ)」したいかを問いかけ、意識の変革を求めていました。

  • 社長の田部耕平

    今後の方針を示す社長の田部

  • 社外取締役 ブライアン・K・ヘイウッド氏

    ローランド ディー.ジー.の成長に期待をかける社外取締役のブライアン氏

続いて、登壇したのは社外取締役のブライアン・K・ヘイウッド氏。スクリーンに「柵」という漢字を映し、「しがらみ」と読むことを伝えました。かつては「災害を防ぐもの」だったが今は「変化を止めるもの」になってしまったと解説。思い込みや忖度をなくしていくことの重要性を説きました。そしてローランド ディー.ジー.を「Goodな会社だが、Greatな会社にしたい」とし、プレゼンテーションを終えました。

おしえてブライアン

イベントの後半は、社員からブライアン氏への質問コーナー。プライベートなことから経営のことまで、社員から事前に寄せられた質問にブライアン氏が自らその場で答えました。舞台上で社長と椅子に腰かけ対談するかたちで行われ、和やかな雰囲気で進行しました。
日本に来たきっかけや趣味を答えたほか、社長の田部が「普段は標準語で話すブライアン氏ですが、来日後しばらくは大阪に住んでいたため、取締役会で議論が白熱してくると関西弁が出てくる」と意外な一面を明かす一幕もありました。
他にも「当社に投資した理由は?」や「当社に期待することは?」といった質問にも、真剣に回答していました。

  • トークセッション

    社長の田部(左)とブライアン氏(右)

  • 質問コーナー

    和やかな雰囲気の質問コーナー

決意を新たに

イベントの最後は、勤続20年の社員に永年勤続表彰が行われました。対象の社員は社長から表彰状が手渡され激励を受けました。

今年のThe Dayも、ローランド ディー.ジー.のパーパス(存在意義)を明確にして、グループ全社員が会社の挑戦や成長について理解を深める特別な一日になりました。海外からの参加者も多く、グローバルな協力を深める機会にもなりました。社員それぞれが共通の目標に向かって、さまざまなものを「unleash(解き放つ)」できるよう決意を新たに進んでまいります。

  • 永年勤続表彰

    永年勤続表彰の様子

  • 来場した多くの国内外のグループ社員

    国内外のグループ社員が一堂に会したホール