2022年度インターンシップを開催
2022年10月28日 企業活動
ローランド ディー.ジー.では、今年8月から11月にかけて理系の学生を対象としたインターンシップを開催しています。
リモートと対面のハイブリッド開催
当社では、本格的な就職活動前の学生を対象に、グループワークなどによるインターンシップを例年夏から秋頃に開催しています。
コロナ禍で昨年はオンラインのみの開催となりましたが、今年は浜松本社・都田事業所での対面とオンラインを組み合わせたインターンシップを企画。8月・9月に5daysインターンシップを2日程、10月・11月に2daysインターンシップを2日程開催します。
9月21日~28日の5daysには7名、10月13日~14日の2daysには8名に参加いただきました。その模様を紹介します。
5days・2days共通で、最初の2日間は浜松本社で当社のものづくりを体験。5daysではさらに後半の3日間にオンラインのグループワークで新規事業企画に取り組みました。
1日目は当社の製品・技術やターゲット市場を学びました。工場見学のほか、主要製品のインクジェットプリンターや3次元切削加工機の仕組みを、サービス・サポート部門の社員が実際の製品を交えながら解説しました。
また、オリジナルグッズ業界で導入が進むUVプリンターやメタルプリンターを使い、キーホルダーへの写真のプリントも体験しました。
2日目はメーカーで働くことへの理解を深めるため、小型カッティングマシンの分解・組み立てに挑戦。製造部門の社員のサポートを受けながら、実際に工場で採用されている生産システムを疑似体験しました。
5daysでは、後半の新規事業企画に活かせるビジネスフレームワークや思考法についての講義も受講しました。
5daysの後半の3日間は、オンラインのグループワークで既存の製品をベースとした新規事業の企画に取り組みました。アイデアが煮詰まってしまったときは先輩社員のアドバイスも受けながら、全チームが企画を完成させ、最終プレゼンテーションで発表しました。
参加した学生からは「製品や事業、社員との直接の交流で実際の雰囲気を感じることができた」「他の学生と交流でき、チームで一つのものを完成させる楽しさを学べた」「グループワークで得た経験を自己分析に活かせる点が良かった」との感想をいただきました。
当社はエンジニアが製品開発の一部分だけでなく、企画から開発、リリースまで幅広く携われることが特長です。今回のプログラムも、エンジニアを目指す学生に市場のニーズやコストなどにも興味を広げていただきたいと企画しました。今回学んだことを、将来の進路選択に向けた自己分析などに役立てていただければうれしく思います。参加いただいた学生の皆さま、ありがとうございました!