切削加工機で作る感染対策ドアハンドル

切削加工機で作る感染対策ドアハンドル

2020年06月10日 企業活動, 3Dものづくり

新型コロナウイルスの感染防止に、手で握らずドアを開けられるドアハンドル(ドアオープナー)を当社3次元切削加工機で作ってみました。デザインデータも公開します。

オフィスや店舗に人が戻り始めた今、感染対策を工夫している方も多いと思います。そこで、多くの人が使うドアを握らずに腕だけで開けられるようにするドアハンドルの作り方を紹介します。

MODELA PRO II MDX-540でドアハンドルを自作

材料は切削加工でよく使われるMDF。2つのパーツを3次元切削加工機「MODELA PRO II MDX-540」で削り出します。

付属ソフトにデザインデータを取り込みます。今回は3セット同時に加工しました

付属ソフトにデザインデータを取り込みます。今回は3セット同時に加工しました

切削加工は1セット数分で完了

切削加工は1セット数分で完了

MODELA PRO II MDX-540でドアハンドルを切削

出来上がったものはこちら。2つのパーツをドアレバーに通してゴムバンドで固定しています。(写真は滑り止めのラバーを付けています)

切削加工機で作る感染対策ドアハンドル

デザインデータのダウンロードはこちらから(STL形式)

※MIWA 52型のドアレバーに合わせた設計です。お使いのドアレバーのサイズに合わせて穴の形状を調整してご活用ください。

このドアハンドルは当社オフィス内の感染対策にも実際に使用しています。
「押す」「引く」「レバー操作が必要」などのドアの開け方はステッカーで表示。ステッカーは大判インクジェットプリンター「TrueVIS VG2-540」でプリントしました。

レーザー加工機を使った簡易フェイスシールドの作り方はこちらから