2019年度海外インターンのご紹介(COTO事業部編)
2019年09月03日 コトづくり, 企業活動, イベント・展示会
ローランド ディー.ジー.がこの夏実施した海外インターンシップに、アメリカのミシガン大学の学生が参加してくれました。今回は、当社製品を使った「コトづくり」をお客様に提案する部門で、社内イベントの企画に取り組んだインターンを紹介します。
インターンのJanine Mengさん(写真)は、6月中旬から6週間、店舗やイベントで活用されているソフトウェア「cotodesign(コトデザイン)」やUVプリンターなどの製品を使ったコトづくりを推進するCOTO(コト)事業部に所属。製品を使って、社員の皆さんがアイテム作りを楽しむワークショップイベントの企画や運営に挑戦しました。
Janine Mengさん
ミシガン大学3回生/台湾出身
専攻は経済学。卒業後はマーケティングの分野で活躍したいと思っています。日本で働きたいと考えていて、日本語を学習しています。
涼グッズを作る社内イベントでインターンシップの成果を披露
Mengさんのインターンシップの成果は、ローランド ディー.ジー.社内で行われたイベントで披露されました。浜松本社、工場や開発拠点のある都田事業所の2会場で7月24日に開催されたイベントを取材しました。
インターンシップ期間中、展示会の視察や当社製品を活用するお客様の訪問などでイベントのさまざまなアイデアやヒントを得たMengさん。特に暑さが厳しかったこの夏、社員が涼をとって気持ち良く仕事ができるように、携帯できるミニ扇風機と扇子を用意しました。
ミニ扇風機には、Mengさんの出身地・台湾で大切にされている十二支をUVプリンター「LEF-12i」でプリント。台湾の文化を知ってもらいたいと、Mengさん自身が手掛けたキュートな十二支の動物のイラストと、動物が好きな食べ物を自由にレイアウトして自分だけのデザインを作ります。
扇子の柄の部分には、レーザー箔転写機「LD-80」で名前を入れてオリジナルの一本に。
イベントには、当社製品を載せ、さまざまな場所でワークショップを展開できるクルマ「COTOVAN(コトバン)」が出張しました。
社員と一緒に楽しむワークショップイベント
イベントでは、難しい知識がなくても簡単にデザインを作成できるソフトウェア「cotodesign」を使って、ワークショップ形式で社員と一緒にアイテムを作りました。
業務の合間を縫って、150名以上の社員が足を運んでくれました
当社社長の藤岡秀則(右)もアイテム作りを体験しました
参加者は、Mengさんと談笑しながら、どのイラストを組み合わせればユニークなデザインができるか楽しそうに選んでいました。たくさんの社員の笑顔と、完成したさまざまな想いのこもったオリジナルアイテムを見ることができました。
6週間のインターンシップを終えて感じたことは?
Mengさんのイベントをサポートしたチームメンバーとともに
最後に、Mengさんにインターンシップでの経験を振り返ってもらいました。
「日本は、母の仕事の関係で何度も訪れた思い出の場所です。将来日本で働きたいと考えていた時にローランド ディー.ジー.のインターンシップを知り、参加を決めました。
イベントで目指したのは、自分だけのアイテム作りを通じて、楽しく気持ちの良い雰囲気を作ること。自分で企画したイベントで皆さんに喜んでもらえたことがとてもうれしく、やりがいを感じました。
企画では考えていたアイデアが実現できないこともありましたが、チームメンバーが親身に相談に乗ってくれました。ビジネスの世界で初めて自分の仕事を与えられ、やりとげた経験は今後の成長につながると思います」
ありがとうございました。
「このイベントが社員の皆さんやご家族のコミュニケーションのきっかけになればうれしいです」と話してくれたMengさん。素敵なイベントをありがとうございました!