駅や電車内の広告の製作に「SOLJET EJ-640」が活躍!
2016年12月09日 デジタルプリンティング
駅や電車内に掲示される広告の製作から施工までを一貫して手掛ける美宣堂様。国内有数の乗降客数を誇る東京・池袋駅近くに事務所を構える同社には、100m2を超える大型看板から、数十cm角の車内ステッカーまで、日々さまざまな広告案件が舞い込みます。
「大型看板を迅速に仕上げることも大切ですが、駅構内や電車内の広告は間近で見られることも多いため、常に高品質な広告を製作するよう心掛けています」。松本清春社長が特に重視するのは「画質」。美宣堂様と当社の関係は10年以上になりますが、長年当社のプリンターをご愛用いただき、最近では、受注増に対応するために導入された大判プリンター「SOLJET EJ-640」2台がフル稼働しているとのこと。
印刷スピードの向上と施工コストの削減。両面でのメリットを実感。
例年春は多くの駅広告が切り替わる時期で美宣堂様にとって一番の繁忙期。松本社長は「2016年3月から4月にかけて大量の受注が集中しましたが、導入したばかりのEJ-640を24時間、昼夜休みなく稼働させることで、過去最高の売上を達成することができました。大型看板のベタ塗り表現から、ステッカーの細かい表現まで、EJ-640は安定して高品質な印刷ができるので大変助かりました。美しさだけでなく、特にベタ塗り表現で、従来機と比べ印刷スピードが上がったことを実感しています」と話します。
一方、松本社長は、「駅広告の施工は、最終電車が出た後から始発前の早朝にかけて行われるため、施工にかけられる時間は限られています。大型看板は、複数枚に分割して出力しますが、EJ-640は、数十m以上の長尺の印刷媒体であっても、印刷開始から終了まで寸分の狂いもなく印刷でき、施工現場で出力物を貼り合わせる際の作業時間が軽減されました。施工のための外注費用の削減にも繋がっています」とコスト面での効果も語っています。
データの色を忠実に出力できる再現性も高く評価
松本社長は、駅広告の製作は、美しく仕上げることだけでなく、元のデータを忠実に再現することも重要だと言います。「EJ-640では、乗客の目を惹きつける画質と、実際のデータの色やデザイナーが意図したデザイン・質感の再現を両立した、トータルバランスの良い出力ができるのでとても満足しています」。特にライトブラックインクによるグレー表現がお気に入りとのことで、「デザイナーはグレー表現を多用しますが、以前はプリンターで表現するのに手間がかかっていました。EJ-640ではデータ通りのグレーの色味を簡単に再現できるので、クライアントとの仕上がり確認もスムーズに行うことができます」と笑顔で話してくれました。
最後に松本社長は、「EJ-640は、広告製作に要求される画質や生産性が向上しています。本体部品も刷新されており、一層使いやすくなっていると感じます。私たちのような現場の声が反映されているのでしょうね。今後も頼れるパートナーとして活躍してくれることを期待しています」とエールを送っていただきました。