ケニア・ナイロビの”Discovery House”をご紹介します!
2016年12月01日 企業活動
本日は、今春、東アフリカ最大の都市であるケニアの首都ナイロビに開設された “Discovery House”をご紹介します。Discovery Houseは、当社製品の可能性をご体感いただくための、いわばショールームで、業務用の大型インクジェットプリンターをはじめ、カッティングマシン、3次元切削加工機、3Dプリンター、彫刻機など約20機種の当社製品が展示されています。ケニアをはじめとする東アフリカ地域のお客様は、これまで、カタログやウェブサイトの情報を元に製品をご検討いただいていましたが、実機のデモやアプリケーションサンプルをご覧いただきながら、また、セールス担当に相談しながら、用途に最適な製品をご自身の目で見極めていただくことができるようになりました。東アフリカの拠点空港ジョモ・ケニヤッタ国際空港からも近く、タンザニアやウガンダなど隣国のお客様も出張などの際に気軽にお立ち寄りいただくことができます。
Discovery Houseは、サハラ砂漠以南のアフリカ市場を統括する当社の総販売代理店Telpro Management (Pty) Ltd.のサポートの元、ケニアの販売代理店であるKensta Groupが設置したもの。このような施設は東アフリカ地域で初めてということもあり、4月に開催されたオープニングセレモニーには、100名以上のユーザーとともに、地元テレビ局を含む10社のメディアが取材に訪れました。セレモニーで挨拶に立ったKensta GroupのCEO、Priyesh Shah氏(下写真左)は、「この施設は、製品のデモセンターであるだけでなく、ビジネスアイデアにあふれるナレッジセンターであり、それを実行に移すためのトレーニングセンターでもあります」と述べ、「今日のデジタルプリンティング技術では、さまざまなものに印刷することが可能で、イマジネーションをいかに発揮するかがカギを握ります。当施設でインスピレーションを受けるのは無料ですので、気軽にお越しください(笑)」と、関係者の来場を促しました。
一方、Telpro Management (Pty) Ltd.のマネジング・ディレクター、Bob Glenister氏(上写真右)は、「ローランド ディー.ジー.のカッティングマシンは、安いもので$400から手に入ります。アフリカでは、この$400のカッティングマシンで広告・看板製作のビジネスを始め、今や、複数台の大型インクジェットプリンターを所有するまでにビジネスを拡大しているお客様がたくさんいらっしゃいます。起業を志す人にとって、ローランド ディー.ジー.の製品は最適な選択肢の一つになると思います」と、カッティングマシン・ステカSV-12を片手に熱く語りました。
当社からセレモニーに出席した、グローバルセールス&マーケティング統括本部の営業開発部長、星野立法は、「当社製品をより深く知っていただくための施設が設置されたことを非常に嬉しく思います。Discovery Houseを通じてケニアをはじめ、東アフリカのお客様をインスパイヤし、ビジネスの発展に貢献できれば、望外の喜びです」と現地語(スワヒリ語)を交えて挨拶しました。
ケニアでは、屋内外の広告や看板などを製作する大型インクジェットプリンターの市場が広がりを見せる一方、オリジナリティを追求することによるビジネスの高付加価値化にも関心が高まりつつあり、同施設では、触感や立体感を表現できるUV-LEDプリンターや、プリンター機能とカッティング機能が融合したプリント&カット機が注目を集めているとのこと。今後は、”インスピレーションセンター"としての役割がますます重要になってきそうです。