TrueVISシリーズの最新ラインナップをグローバルで披露
2023年01月27日 デジタルプリンティング
大判インクジェットプリンター「TrueVISシリーズ」の新製品6モデルを世界の内覧会で初披露しました。
フラッグシップのTrueVISシリーズを10モデルに拡張
当社のフラッグシップである大判インクジェットプリンターTrueVISシリーズは、見る人の心を動かす圧倒的な表現力がグラフィック製作のプロの方々から支持されています。今回、人や環境に優しいインクに対応したレジンタイプのAP-640と、特殊印刷が可能なUVタイプで生産性に優れたLG-640/540/300、お求めやすい価格と多機能性を両立したMG-640/300の6モデルを発表。昨年発表した低溶剤タイプのVG3/SG3シリーズとあわせて全10モデルにラインナップを拡張しました。
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イベントはローランド ディー.ジー.東京クリエイティブセンターからスタート
内覧会は1月16日、東京クリエイティブセンターを皮切りにスタートしました。当日はプレス関係者を中心に約40社が来場。世界初披露となった新製品に高い関心と期待が寄せられました。
【2023/01/31 追記】ダイジェスト動画はこちら
当社初のレジンプリンターAP-640を披露
印刷サンプルに熱い視線が注がれました。製品のイメージカラーのウェアを着用したスタッフが来場者の疑問に答えます
舞台はバルセロナのカタロニア・サーキットへ
東京に続き、1月19日にはスペイン・バルセロナで内覧会「TrueVIS Range Premiere」を開催。ヨーロッパ各国からジャーナリスト約40名、販売代理店約180社が来場しました。
会場となったカタロニア・サーキットは、F1スペインGPの会場として世界的に知られています。ヨーロッパで最大の当社販売子会社Roland Digital Group Iberiaのオフィスから約16kmの場所にあり、イベントに登壇いただいたTrueVISユーザーのBWT Alpine F1® Team(アルピーヌF1チーム)の本拠地の一つであることから会場に選ばれました。
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快晴となったカタロニア・サーキット
会場にはレジンタイプ、UVタイプ、低溶剤タイプの全ラインナップが一同に展示され、新製品のプレゼンテーションやデモンストレーションが行われました。
レジンタイプのAP-640(手前)を始め、UVタイプ、低溶剤タイプの実機や幅広いアプリケーションを紹介
会場では他にも、TrueVISで実現できることを体感いただけるさまざまなイベントが行われました。
長年TrueVISシリーズをマシンのグラフィックの印刷に活用いただいているアルピーヌF1チームから最高技術責任者のBob Bellさん(下写真)をお招きし、マシンの開発や2014年から続く当社とのパートナーシップについてお話しいただきました。グラフィックチームの責任者Joe McNamaraさんもリモートで登壇しました。
会場ではF1マシンのラッピングの実演も。チームロゴやさまざまなスポンサーロゴが貼り付けられる様子が間近に
また、TrueVISシリーズの活用事例として、女性プロスケートボーダーによるオリジナルデザインを施したスケートボードも展示。低溶剤タイプのVG3-640で出力し、バルセロナのクリエイティブセンターでスケートボードにラッピングしました。デザインに協力いただいたスケートボーダーによるパフォーマンスも行われました。
これから、北米など他の地域でも最新のTrueVISシリーズを披露するイベントが予定されています。多くの方にインクジェットプリントで実現したいことについて想像を膨らませていただくきっかけになればと願っています。