Global SE Awards 2018世界大会出場者インタビュー(3)
2018年04月17日 企業活動, デジタルプリンティング
当社製品のメンテナンスに携わるサービスエンジニア(以下、SE)が知識やスキルを競う技能コンテスト「Global SE Awards 2018」。4月に開催される世界大会の出場者の中の3名に、日々のサービスのお仕事についてお聞きしました。最終回では、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域代表のひとり、Matthew Wrenchのインタビューをご紹介します。
プロフィール
Global SE Awards 2018世界大会(インクジェットプリンター部門)
ヨーロッパ・中東・アフリカ地域代表
Matthew Wrench(イギリス)
所属先:Roland DG (U.K.) Ltd.
Roland DGエンジニア歴:3年
“毎日が学びの連続ですが、それこそがSEの仕事の醍醐味です”
SEになろうと思ったきっかけや、仕事の魅力について教えてください。
私はさまざまなものの構造や、ものが思い通りに動かない時にどうすれば直すことができるかについて考えることに強い関心がありSEの仕事に就きました。マシンをあるべき状態に戻す仕事はとても面白く、やりがいを感じます。また、SEの仕事は単なるデスクワークでなく、常に新しい国や場所のお客様を訪れることができる点も気に入っています。
Roland DG (U.K.)で共に働くスタッフが、Matthew Wrench(写真左から4番目)の世界大会出場を祝福しました
当社製品についてどう思いますか?
お客様を訪問するたびに、ローランド ディー.ジー.の製品やブランドを気に入ってくださっていることを実感します。競争環境が厳しくなる中で、サービスの質や内容はお客様が新しいマシンを選ぶ際にますます重要なポイントになってくると思います。当社製品は業界で最も優れた製品だという誇りを胸に、これからもお客様に満足いただけるサービスを提供していきたいです。
サービスの仕事をしていてどんなところに喜びを感じますか?
お客様がどれだけ当社の製品を大事にしてくださっているか、そして製品がどのようにビジネスの役に立ったかをお聞きするととても嬉しい気持ちになります。また、世界中のSEが最新情報やメンテナンスのアイデアを持ち寄り、お互いに助け合えることも働く喜びのひとつになっています。
課題に直面した時はどうしていますか?
日々さまざまな課題にぶつかりますが、新しい物事や問題の解決方法を学ぶチャンスととらえています。毎日が学びの連続ですが、それこそがSEの仕事の醍醐味だと思っています。また、たとえ自分の知識だけでは解決できない問題に直面しても、世界中のSEの仲間たちと協力すれば、問題を解決するためのヒントを得ることができます。
印象に残るお客様とのエピソードを教えてください。
私はマシンを修理することと同じくらい、お客様と信頼関係を築くことを大切にしています。以前、UVプリンターをお使いのお客様のメンテナンスに伺った時に、毎日大量のインクを使う特殊な印刷を行っている状況を見て、この仕事量に追いつくためには新しいマシンが必要だと思いました。通常のメンテナンスの範囲を越えていますが、追加でマシンを購入することをアドバイスしたところ、お客様がマシンを増設され、それをきっかけにビジネスを大きく成長させることができました。
最後に、仕事以外で楽しみにしていることがあれば教えてください。
オフには、家族と一緒にアコースティックギターやエレクトリックギターの演奏を楽しんでいます。また、最近はジオキャッシング(GPSを使った、世界各地で行われている宝探しゲーム)にも家族で熱中しています。
アジア・パシフィック地域の代表者のインタビューはこちら
https://www.rolanddg.com/ja/blog/180329-global-se-awards-finalists-interview
アメリカ地域の代表者のインタビューはこちら
https://www.rolanddg.com/ja/blog/180410-global-se-awards-finalists-interview-2
Global SE Awards 2018の大会の詳細や、他の世界大会代表者の意気込みはこちら
https://www.rolanddg.com/ja/support/roland-dg-care/se-awards-2018