UVプリンターを活用してパーソナルなアイテムを創る
2017年07月27日 イベント・展示会, デジタルプリンティング
国内最大級の規模を誇る会員制モノづくり工房「Makers’ Base」を展開する株式会社Makers’が、今話題の加熱式たばこPloom TECH*(プルーム・テック)の国内初の専門店「Ploom Shopキャナルシティ博多店」に、UVプリンターを使ってPloom TECHを自分好みにカスタマイズできるショップを5月31日から6月30日までの期間限定で出店しました。その内容をご紹介します。
モノづくり工房「Makers’ Base」とは?
株式会社Makers’は会員制モノづくり工房「Makers’ Base Tokyo」を2013年に東京・目黒にオープン。2016年には都立大学駅前に移転、800㎡ある広々とした工房には、ローランド ディー.ジー.のUVプリンターをはじめ、レーザーカッター等のさまざまな工作機械が置かれています。会員は機械を自由に利用できるだけでなく、機械の操作方法を学ぶトレーニングやMakers’ Baseが企画したイベントに参加することができ、今では年間1万人が集まる施設に発展しています。
今回のイベントでは、Ploom TECHの購入者に対し、当社のUVプリンターを活用し、3種類のアイテムにお気に入りの写真や文字をダイレクトにプリントする以下のサービスを展開しました。
ハードケース
Ploom TECHのスターターキットに付いてくるハードケースに、UVプリンターで好きな写真や文字をダイレクトにプリント。
ステッカー
ハードケースに貼り付けるステッカーの全面に、好きな写真やパターンをUVプリンターでプリント。一度貼ったものでもはがせるので、着せ替え感覚で楽しむことができます。
レザーケース
レザーケースの表面にデザインや写真をプリント。今回のイベント用に上質な「栃木レザー」を使ったオリジナルバージョンも展開。
パーソナライズアイテムの可能性を広げるUVプリンター
今回のイベントで、当社のUVプリンターLEF-12はMakers’ Baseが展開するアイテムの製作に大いに威力を発揮しました。LEF-12を活用することで、オンデマンドで高品質に、そして短時間でアイテムを製作できるため、当日、店舗で写真を選び、カスタマイズしたアイテムを持ち帰ることが可能。創ったものをすぐに使いたいと思うユーザーの期待に応えることができ、かつ、店舗のオペレーションの負担を軽減することにつながりました。
またShop in Shop形式という限られたスペースでも、コンパクトサイズのLEF-12であれば圧迫感もなく快適に使用でき、さらに1台で、今回展開するアイテムのプラスチック、紙、皮革などの異なる素材に短時間で印刷できるため、現場のスタッフの皆さんにも大変好評でした。
Ploom TECHをパーソナライズする楽しさ
イベント期間中は、Ploom TECHを購入した約3割のお客様がカスタマイズ商品を購入し、中にはステッカー、レザーケースなどをまとめ買いする方も多かったとのことです。
1ヶ月のイベントで目標を超える約1,000個を売り上げることができた理由について、株式会社Makers’のCOO松田純平氏は、所有物として愛着が湧きやすい製品であり、着せ替え人形のような感覚で楽しむような傾向があるのではないかと分析しています。
時代の流れは「モノ」から「コト」 へ
カスタマイズした「モノ」を購入するのではなく、自分の回りにあるお気に入りのものをオリジナルアイテムに変えていく「コト」を体験する。そんなことが簡単に、短時間で経験できるとしたら、試してみたいと思いませんか?今回のイベントのように、UVプリンターを気軽に使える機会があれば、パーソナライズしたものを創るというプロセス、「コト」に価値を見いだす人達が増えていくのではないでしょうか。
時代の流れは確実に「モノ」から「コト」へと変わってきていることを、今回のイベントを通して実感しました。
* Ploom TECHは日本たばこ産業株式会社(JT)が販売する電気加熱型のたばこのブランドです。
Makers’ Baseの詳細はこちら
http://makers-base.com/