2024年度新入社員研修を行いました
2024年04月22日 企業活動, デジタルプリンティング
新入社員は、4月の研修期間を通じて、会社の仕組みや事業に関する理解を深めていきます。その中から、デジタルプリンティング事業とDGSHAPE事業を実践的に学んだ2日間の様子をご紹介します。
事業研修の2日間
1日目は、インクジェットプリンターを中心としたデジタルプリンティング事業の研修を実施しました。座学では、開発分野の担当者が講師を務め、部署の役割や構成、業務内容などを説明。製品を展示し、改良すべき点など検討しながら仕事に取り組んだことも具体的な一例として紹介しました。配属された後の仕事の取り組み方をイメージしやすいような講義内容で、新入社員は真剣に講義に耳を傾けていました。
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サンプルと製品DTF（Direct To Film）プリンター「BY-20」とUVプリンター「BD-8」を展示
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真剣に講義を聞く新入社員
座学の後は、製品を実際に使いながら知識を深める製品体験会を実施。昨年同様に今年度も、入社2年目の先輩社員が体験会の企画・運営を担いました。新入社員たちは、3グループに分かれて体験会に参加。UVプリンター「BD‐8」、DTF（Direct To Film）転写方式の小型プリンター「BY‐20」、UVプリンター「MO-240」とローテーションを組んでそれぞれの製品を体験しました。機械の操作には先輩社員が付き添い、ポイントなどを気さくな雰囲気で丁寧に指導。談笑も交えながら和やかな雰囲気で体験会が進行していきます。お気に入りの写真やイラストを選び、実際に製品を使用することで、どのように印刷されているか理解を深めました。
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DTF（Direct To Film）プリンター「BY-20」で使用する専用フィルムの説明
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専用フィルムへの印刷からトートバッグへの転写までのワークフローを体験
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専用ソフトウェアの操作方法を教わる新入社員
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「MO-240」を操作する新入社員
感性豊かな作品が完成
続く2日目は、デンタル市場や3Dものづくり市場向け加工機を中心としたDGSHAPE事業の研修を実施。
新入社員たちは、レーザー箔転写機やメタルプリンターを使った名刺ケース、カトラリー、小物入れなどのオリジナルグッズの製作を体験。製品の説明を受け、専用ソフトをインストールする作業から行いました。先輩のアドバイスを参考に自ら加工機を操作し、自分たちのアイデアを表現。ものづくりの楽しさに触れることで、日々製品を使用しているお客様の立場になって考えることにもつながります。
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レーザー箔転写機に革の名刺入れをセットする様子
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箔転写するデザインを制作
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操作するポイントを教わる新入社員
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メタルプリンターでカトラリーにマーキングする操作を体験
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3次元切削加工機「MDX-50」のデモンストレーション
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レーザー箔転写機で名刺ケースに転写されている様子
研修体験会を実施してくれた先輩社員とともに
引き継いでいく研修体験会
来年度も引き続き、2年目になる今年の新入社員が体験会を企画する予定です。新入社員たちはものづくりの楽しさを通じ、仕事に対してワクワクする気持ちが芽生えました。体験会は新入社員から先輩社員へ質問がしやすく、先輩後輩同士の交流も深まりました。新入社員の緊張もほぐれ、会社に馴染んでいく良い機会となった2日間でした。
体験会の企画・運営を実施した2年目の先輩社員たちは製品の知識や同期社員同士の絆をさらに深めました。「教える」ことを通じて新入社員・先輩社員ともに今後の成長につなげていきます。
