アクリル製品の再利用を促進する協議会が初の啓蒙イベントを開催

2023年04月10日　企業活動, デジタルプリンティング

ローランド ディー.ジー.は、アクリル製品の再利用を促進するために設立された「アクリルグッズ等再生利用促進協議会」に参画しています。3月30日、協議会として初めてのリサイクル啓蒙イベントを開催しました。

アクリルグッズ等再生利用促進協議会は、アクリル製品のリサイクルに関する啓蒙活動や情報発信、アクリル製品の再生利用の促進を目的として2022年12月に発足。アクリル樹脂の製造やグッズの加工、キャラクターなどのコンテンツを含むアクリルグッズ製作の一連の工程に携わる企業などが発起人となりました。当社はアクリル製品への印刷機器を提供する業界としての発起人です。
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「推し活」グッズからパーティションまで広がるアクリル製品

透明で耐久性の高いアクリル樹脂は、さまざまな用途の製品に使われています。アニメやアイドルなどのアクリルスタンドやアクリルキーホルダーは、ファンから「推し活」グッズとして人気が高まっており、当社のUVプリンターを活用した印刷事例も増えています。また、コロナ禍で飛沫感染防止用のパーティションも広く普及しました。

アクリル製品の需要の増加にともない、廃棄されるアクリル製品も増加すると予想されています。アクリル製品のリサイクルを進めることは、資源の循環の促進や、環境負荷の低減につながります。

神田明神でアクリルグッズのリサイクル啓蒙イベントを開催

3月30日、協議会として初めてのアクリル製品のリサイクル啓蒙イベント「アクリルグッズ感謝祭」を開催しました。会場となったのは、アニメなどのコンテンツの聖地である東京・秋葉原に近い神田明神。参加者から不要となったアクリルグッズを回収し、リサイクルの成功を祈念して御祈祷が行われました。当日回収されたアクリルグッズは、後日再生アクリル板などにリサイクルされる予定です。

当社は今後も協議会を通じてアクリル製品のリサイクル啓蒙活動を行い、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指します。