ローランド ディー.ジー.のサービスの未来を描く動画制作の舞台裏
2023年03月29日 企業活動, デジタルプリンティング
当社は、カスタマーサービス・サポートのビジョンを伝える動画を公開しました。動画制作を手がけたクリエイターや出演したサービスエンジニアに、動画に込めた想いや舞台裏についてお聞きしました。
動画はこちら
アートカンパニーTASKOが動画をプロデュース
動画の制作には、舞台制作・機械制作・美術・デザイン・マネジメントなどに特化したメンバーが集結し、独自の提案力と技術力を誇る株式会社TASKO様に協力いただきました。
動画のプロデュースや企画を担当した織田洋介さん、進行管理を担当した山﨑裕可里さんにお話を伺いました。
株式会社TASKOの詳細はこちら
Roland DG:今回の動画制作にご協力いただいた経緯をお聞かせいただけますか?
織田さん:TASKOが手がけたMOLESKINE社の内覧会で、オリジナルデザインのノートブックを作る特別企画に必要なUVプリンターを提供いただいたことが、ローランド ディー.ジー.さんとの長年のお付き合いのきっかけとなりました。(イベントレポートはこちら)
それ以降、今回のサービスビジョン動画や、インクジェットプリンターTrueVISシリーズのブランド動画(動画はこちら)など、多くのプロジェクトに協力しています。
TASKOでは、ローランド ディー.ジー.の大判UVプリンターLEC-330を社内製作に活用しています。店舗マップや展示会のグラフィック、品川区のイベントの看板の装飾など、さまざまな場面で活躍しています。
動画の制作でこだわったポイントについて教えてください。
織田さん:TASKOでは、デジタルとアナログを融合したアプローチを大切にしています。サービスの歴史を紹介するシーンは、デジタル合成ではなくあえて実物を見せることにこだわりました。企画に先立ち、ローランド ディー.ジー.さんから過去のマニュアルなどサービスに関する貴重な資料を撮影のため特別にお借りしました。その中から厳選した資料を年表のように並べて撮影し、印象的な映像に仕上げました。写真資料もすべて最新のインクジェットプリンターで印刷して配置することで、画質や色鮮やかさも表現できたと思います。
撮影準備の様子。「現物の資料を通じて、1981年から続く歴史を感じられました。配置を事前にシミュレーションしたことで、撮影もスムーズに進められました」と山﨑さん
当社のねらいは、動画を通じてグローバルなつながりを伝えることでした。それをどのように表現されましたか?
織田さん:実際に世界各地で活動するサービスエンジニアの皆さんにZOOMで出演いただきました。また、映像ディレクターの繊細な演出により、海外でも違和感の無い映像に仕上げました。
動画のコンセプトや完成した動画について感じたことを教えてください。
織田さん:サービスエンジニアの方々が、常にユーザーに寄り添い、誇りと情熱を持ってサービスに取り組んでいることに感銘を受けました。そして、メーカーがサービスエンジニアにスポットを当てた動画を制作したことは、とてもスペシャルなことだと思います。そんな関係性も、今回の動画で表現しました。
山﨑さん:コミュニティサイトなどを通じて助け合うサービスエンジニア同士の関係が素晴らしいと感じました。皆さん喜んで動画に出演されていて、その生き生きとした様子を映像で伝えることができ、とても光栄です。
現役サービスエンジニアが動画に登場
続いて、当社のサービスエンジニアを代表して動画に出演した石井匡(写真右)が撮影を振り返りました。
サービスのビジョンを動画で伝えることは、当社にとって新たな挑戦でした。出演者として動画制作に携わって感じたことを教えてください。
石井:現在、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性を感じています。当社が提供する将来のサービスのイメージを、この動画を通じてお客様に明確に伝えることができたと思います。また私自身も、動画制作という新たなアプローチで海外のサービスエンジニアと交流することで、刺激を受けました。
当社のサービスに込めた想いが、どのように動画で表現されたのか感じられるインタビューでした。ありがとうございました。