Imagine.(イマジン)から始まる、韓国プリントビジネスの挑戦
2017年04月21日 デジタルプリンティング, イベント・展示会
2017年4月4日に韓国・ソウル、4月13日に釜山で、ユーザーイベント「Roland Imagination Day」を開催しました。
韓国のサイン市場では長年、ヒョンスマと呼ばれる懸垂幕(バナー)の屋内外広告が主流でした。2003年に韓国市場に向けて発売された水性インク対応のインクジェットプリンター「FJ-740K」は、現在もヒョンスマ印刷用途で多くのプリントショップや看板屋さんで使われています。しかし、ヒョンスマを街中で掲げることへの規制の強化による市場規模の縮小や、ヒョンスマの価格競争が進む中で、多くの市場関係者が次の一手を模索しています。このイベントは、その課題に応えるべく、当社製品を使った最新のソリューションをお届けすることを目的に開催されました。
ソウル会場には100名、釜山会場には180名のユーザーや販売店の方々が集まり、印刷サンプルやビジネス事例を前に参加者同士で積極的な交流が行われました。長年広告業を営む女性は、「いろいろな事例を見ながら、これからどんなビジネスが始められるか考えているの。とても楽しいわ」とにこやかに話してくださるなど、会場は想像を膨らませながら語り合う人々の熱気に包まれました。
Roland DG Korea CEO のChihun Seoは、イベントの狙いを次のように語っています。「価格競争を勝ち抜くことも一つのビジネス戦略ですが、いつか限界が来ます。このイベントを通して、皆さんのイマジネーションで新たなビジネスが創造できることをお伝えしたいと思います」
イベントの司会を務めたRoland DG Koreaのセールス&マーケティングリーダー、Eddy Namは、「ローランド ディー.ジー.の強みは、製品力だけではなく、世界中のお客様や当社スタッフのイマジネーションから生まれたビジネス事例やアプリケーション事例という膨大な生きた情報を持っていることです。Imagination Dayでは、ユーザーや販売店の皆様と当社スタッフとのディスカッションから相互作用が起き、新たなアイデアが生まれています。次はそれをどう実現するかです。ユーザーやパートナーの皆様とともに考え、取り組んでいきます」と熱く語りました。
新たな一歩を踏み出した韓国市場の今後に、これからも注目していきたいと思います!