浜松科学館みらいーらと共催！AIを使ったオリジナル時計作りワークショップを開催！
2024年09月24日 企業活動, デジタルプリンティング
2024年8月21日から23日の3日間、浜松科学館みらいーらで小中高校生向けの無料ワークショップを開催しました。参加者は、AIを活用して参加者が思い描いた画像を生成し、UVプリンターで木製の板に印刷。時計ムーブメントを取り付けて、オリジナル時計を完成させました。
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デジタルものづくりワークショップでAIを活用！
ワークショップではまず、AIの利用に欠かせない著作権への配慮などのリテラシーを学び、画像生成の実践に進みました。子どもたちはAIアプリにどのような言葉を入力すれば理想のデザインが得られるのか悩みながら作業を進めていました。
AIは十分な言葉を入力しないと思い描いたデザインが出てきません。言葉を変えたり、入力する言葉を増やしたりの作業を繰り返し、理想のデザインに近づけていきます。抽象的なアート作品のようなデザインや、動物をメインにしたポップな雰囲気のデザイン、オリジナルのキャラクターなど、独創的で想像力を掻き立てる素晴らしいアイデアが生まれていました。
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画像生成AIのリテラシーを学ぶ
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理想のデザインを親子で一緒になって考える
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スタッフのアドバイスを参考にプロンプトを入力
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「BD-8」が置かれたワークショップ会場
世界に一つだけのオリジナル時計の完成！
ワークショップには親子やきょうだいでの参加者も多く見られました。AIでのデザイン生成から印刷まで親子で相談しながら、大人も一緒になって体験を楽しみました。
デザインを作った後は、いよいよ印刷へ進みます。印刷に使用したのは、当社製品のフラットベッドUVプリンター「VersaSTUDIO BD-8」です。「BD-8」はコンパクトサイズで立体物へのダイレクト印刷が可能なうえ、幅広い材質に対応するUVインクを使用していることが特長です。参加者は普段は目にすることの少ないUVプリンターを前に、グラデーションのように少しずつ印刷されていく様子に見入ったり、動画に収めるなど、親子でUVプリントに興味津々の様子でした。印刷が完了したデザインにそっと触れる子どもたちもいて、印刷された文字盤に喜んでいました。
文字盤の中心に穴を開けた後は、ムーブメントの取り付け作業を行います。工具を使用してネジを締め、時針、分針、秒針の長さを好みの長さに自分でカット。最後に針をセットして完成です。
自分で作った世界にたった一つだけのオリジナル時計に子どもたちは輝く瞳で、「もう一つ作りたい！」「AIを使ってデザインを作るのが予想できなくてワクワクして面白かった」などの感想が寄せられました。
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「BD-8」で印刷の様子に見入る親子
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グラデーションのように印刷されていく様子
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ドリルでの穴開けはスタッフが担当
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工具を使って針の長さを調節
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ボランティアスタッフも参加してワークショップを進行
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オリジナル時計が完成
ワークショップの共催、今後の可能性に期待！
今回のワークショップは、浜松科学館みらいーらとの共同開催で、デジタルの世界を知ってもらうこと、子どもたちに地元企業を知ってもらうことを目指していました。企画・運営に携わった当社スタッフは、「子どもたちの学習・成長につながるコンテンツ作りにも力を入れている浜松科学館と新たな一つの取り組みができることを学ぶ機会になりました」と振り返りました。浜松科学館みらいーらの担当者は「木材に直接印刷できるプリンターの面白さや専門的な技術など、普段の科学館だけではできない体験で、参加者の満足度も非常に高かったと感じています」と新しい体験を提供できたことを嬉しそうに語られました。
今回のワークショップを通じて、新しいものづくりの楽しさを体感してもらえたと感じています。これから未来の世界では、AIを活用していく事が増えていくと予想されます。新しい技術であるAIを利用し、思い描いたデザインを短時間で作成する体験で、子どもたちの創造力を引き出すお手伝いができました。親子やきょうだいで一緒にものづくりをした経験が、夏休みの素晴らしい思い出になってくれたら嬉しく思います。
ローランド ディー.ジー.と浜松科学館みらいーら、今後もワクワクする体験を提供できたら幸いです。
