誰もが使える簡単操作！ワンボタン操作で立体物を3次元データ化！3Dレーザースキャナの最新モデル｢PICZA (ピクザ）Model LPX-600」

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ローランド ディー.ジー.株式会社（浜松市新都田1-6-4/代表取締役社長:冨岡昌弘）は、3DレーザースキャナLPXシリーズの最新モデル「LPX-600」を本日発表いたします。

3DレーザースキャナLPXシリーズは、赤色半導体レーザーで立体物を照射し、その反射で形状を読み取り3次元データ化する非接触タイプの形状入力マシンです。

LPX-600は“誰もが使える簡単操作”をコンセプトに開発されたシリーズ最新モデルです。立体物を本体のターンテーブルにセットするだけで、あとは付属の専用ソフトウェア「Roland LPX EZ Studio 」からの“ワンボタン操作”で【立体物の読み取り】から【合成や穴埋め、ノイズ消去などのデータ修正】、そして【3次元データの完成】までを自動で行うことができます。システムもパソコンとUSBケーブルで接続するだけのシンプルな構成ですので、専門知識やノウハウのない方でも安心して手軽にお使い頂けるのが大きな特長です。

スキャンエリアは直径254mm、高さ406.4mmとワイドサイズを確保。スキャンピッチは最小0.2mmと細部までリアルに再現できる高精細なスキャン性能を備えています。また、外装やテーブルベースなどに充分な剛性を持たせながらも、コストを極力抑えた設計により、お求めやすい低価格を実現しました。

3D CADの急激な普及により、今やものづくりの現場において3次元データの活用は必要不可欠になっています。しかし、デザイナーや試作業者が“手作業で作り出した”クレイモデルや試作品を3次元データ化し活用するためには、専門知識を持ったオペレーターが、これら試作品を計測し、3D CAD上で数値入力し直すのが一般的な方法でした。LPX-600は、“図面やデータのないクレイモデルや試作品”を手軽に3次元データ化する新しいデジタル化ツールとして、ものづくりの現場、特にデザイン・設計分野における業務効率の向上をサポートします。また、一般的な製造業だけではなく教育、医療、考古学研究など幅広い分野においてもご活用いただける一台です。

3Dレーザースキャナ「LPX-600」は、標準価格1,380,000円（税抜）、2006年1月11日(水)より発売します。

新製品 3Dレーザースキャナ LPX-600の主な特長

- ワンボタン操作で簡単に立体物を3次元データ化
- ワイドなスキャンエリアと高精細スキャニング
- お求めやすい低価格を実現
- 当社切削RPとの併用で、入力から出力までがデジタルで完結

ワンボタン操作で簡単に立体物を3次元データ化

LPX-600は“ビギナーからプロフェッショナルまで、誰もが使える簡単操作の3Dスキャナ”をコンセプトとして開発しました。標準付属の専用ソフトウェア「Roland LPX EZ Studio」を使えば、ワンボタン操作で【立体物の読み取り】から【合成や穴埋め、ノイズ消去などのデータ修正】、そして【3次元データの完成】までを自動で行うことができます。このため誰が立体物をスキャンしても、高精細な3次元データを得ることができます。また、より高度に使いこなしたいケースでは、従来のLPXシリーズ製品に付属していたスキャンコントロールソフト「Dr.PICZA3」も引き続き標準付属しており、別売の高機能サーフェス変換ソフト「Pixform™ Pro」との組み合わせで高度な編集作業にも対応できます。

ワイドなスキャンエリアと高精細スキャニング

大きな立体物もスムーズにスキャンできる直径254mm×高さ406.4mmのワイドなスキャンエリアを確保しました。スキャン方式は「回転スキャン※1」と「平面スキャン※2」のデュアルスキャンを採用。「平面スキャン」ではスキャン面数を最大20面まで設定可能で、スキャン面数を増やすことで仕上がりのモデル精度が向上します。また、スキャン条件は用途や希望時間に合わせ任意に設定することも可能です。「LPX-600」は、2004年3月に発売した当社3DレーザースキャナLPX-1200で好評の高剛性ヘッドやレンズ構成を採用しつつ、LPX-600専用にヘッドの再設計を施し、ワイドスキャンレンジでの高精細スキャニングを両立しました。

注） 本製品はレーザー方式のため、対象物の素材や色によってスキャン結果が異なります。また、対象物の頂上付近などレーザー光が全く当たらない、または当たる角度が浅い部分はスキャンできません。透明なもの、黒・青・緑などの暗い色のもの、つやのあるもの、金属や鏡など反射が強いもの、布地や毛羽立ったものは期待したスキャン結果が得られないことがありますので、白色の表面処理剤などで下地処理を行ってください。 ※1. ターンテーブルに載せた対象物を回転させ、一定方向からレーザービームを照射して対象物の読み取りを行う方法。 ※2.対象物を固定してレーザービームを左右に走査しながら読み取りを行う方法。「Roland LPX EZ Studio」ではこの方法で読み込んだスキャン面を自動で合成し、一つの3次元データに変換する。

お求めやすい低価格を実現

LPX-600は、高い動作精度と基本構成に十分な剛性を持たせることで高精細スキャンを実現するだけでなく、コストを極力抑えた設計により、専用ソフトウェア「Roland LPX EZ Studio」が標準付属しながらも、お求めやすい低価格＜標準価格1,380,000円（税抜）＞を実現しました。

当社切削RPとの併用で、入力から出力までがデジタルで完結

LPX-600で読み込んだ3次元データは、MDX-650Aをはじめとする当社製の切削RP(工作機)を使い、立体物として出力いただけますので、LPX-600によるデータ入力～試作品制作までを、社内で一貫して行うことが可能となり、製品開発における効率化がさらに加速します。

主な仕様

製品名	PICZA Model LPX-600
標準価格	標準価格 1,380,000円（税抜）
最大スキャン領域	回転スキャン：直径254 mm × 高さ 406.4 mm 平面スキャン：幅 254 mm × 高さ 406.4 mm
センサ / スキャン方式	非接触式レーザーセンサ / スポットビーム三角測量方式
外形寸法 / 重量	630(W) mm × 506(D) mm × 761(H) mm / 63 kg
インターフェイス	USB (USB1.1準拠)
対応OS	Windows®2000/XP
発売後1年間の販売目標台数	350台（国内・海外の合計台数）
発売日	2006年 1月 11日(水)

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〒431-2103　静岡県浜松市新都田1-6-4　 TEL：053-484-1208 / FAX：053-484-1216

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