当社の布製品用のガーメントプリンターなどを使ってコトづくりを体験できるクルマ「COTOVAN(コトバン)」

北海道日本ハムファイターズオフィシャルストアでファンとコトづくりを楽しみました

2019年12月17日 コトづくり, デジタルプリンティング, イベント・展示会

北海道日本ハムファイターズの本拠地・札幌ドーム近くのオフィシャルストアに、当社の布製品用のガーメントプリンターなどを使ってコトづくりを体験できるクルマ「COTOVAN(コトバン)」が登場!選手の背番号や名前などを組み合わせたオリジナルデザインのトートバッグやTシャツを作りました。

ファンフェスティバルに沸くオフィシャルストアで出張コトづくりワークショップを開催

約2万点ものグッズが揃うファイターズオフィシャルストア「CLUBHOUSE(クラブハウス)」

約2万点ものグッズが揃うファイターズオフィシャルストア「CLUBHOUSE(クラブハウス)」

COTOVANは、ローランド ディー.ジー.のデジタルツールを載せてイベント会場に出張し、自分だけのアイテム作りなどを通じて特別な体験を届けるクルマです。
札幌ドームで年に一度のファイターズファンフェスティバルが開催された11月24日、近くのオフィシャルストア「クラブハウス」で出張ワークショップを行いました。

クラブハウスに来店したファンがCOTOVANでグッズ作りを体験しました

クラブハウスに来店したファンがCOTOVANでグッズ作りを体験しました

札幌ドームのファイターズファンフェスティバルには約3万4,000人のファンが来場

札幌ドームのファイターズファンフェスティバルには約3万4,000人のファンが来場

COTOVANはこれまでも全国各地のイベントを回ってきましたが、今回が北海道初上陸です。
Honda青山本社ショールームでのイベントはこちら
九州のホームセンター「グッデイ」でのイベントはこちら

お気に入りの選手をモチーフに自分だけのトートバッグやTシャツを作る

イベントでは、応援グッズなど荷物が増える野球観戦にぴったりな大きめサイズのトートバッグと普段着にもできるTシャツを作りました。
デザインはお気に入りの9選手とDH(指名打者)を選んで作る「マイベストナイン」と、ファイターズにちなんだ好きな番号や文字で計算式を作る「計算ファイターズ」の2種類です。

2019年開幕戦スタメンをトートバッグにプリント

2019年開幕戦スタメンをトートバッグにプリント

マイベストナイン
お気に入りの選手や思い出の試合のスタメンなどをグラウンドに配置して自分だけのデザインを作ることができます。

ストアスタッフの伊東優子さんは背番号がひと桁の選手だけを配置。「実際にはあり得ないポジションですが、面白いデザインができました!」

ストアスタッフの伊東優子さんは背番号がひと桁の選手だけを配置。「実際にはあり得ないポジションですが、面白いデザインができました!」

計算ファイターズ
ファイターズオリジナルの企画です。選手の背番号や誕生日などの数字や文字をつなげてオリジナルの計算式を作ります。

スタッフの久岡里菜さんは大好きな谷口選手の誕生日をプリント

スタッフの久岡里菜さんは大好きな谷口選手の誕生日をプリント

計算ファイターズを企画したスタッフの中川裕美子さんは、「応援する選手にまつわる数字や、好きな選手の組み合わせを考えて楽しめる企画にしました。私たちも楽しみながらさまざまなサンプルのアイデアを出し合いました」と話してくれました。

 スタッフの中川裕美子さんは、ファイターズの公式Instagramで話題のマスコット「ポリーちゃん」オリジナルデザインのトートバッグを見せてくれました

スタッフの中川裕美子さんは、ファイターズの公式Instagramで話題のマスコット「ポリーちゃん」オリジナルデザインのトートバッグを見せてくれました

お客様が作ったベストナインや計算式は、タブレット上で簡単にデザインを編集できるソフトウェア「cotodesign(コトデザイン)」を使ってスタッフがレイアウト。COTOVANに搭載したガーメントプリンター「BT-12」でトートバッグやTシャツにプリントし、最短約20分で受け取れます。

イベント会場でのコトづくりを支援するソフトウェア「cotodesign」。タブレットでのデザイン作成からプリントまでサポート

イベント会場でのコトづくりを支援するソフトウェア「cotodesign」。タブレットでのデザイン作成からプリントまでサポート

夕方遅くまでドーム帰りのファンが足を運んでくれました

夕方遅くまでドーム帰りのファンが足を運んでくれました

札幌駅前のオフィシャルショップでもオリジナルグッズを作りました

このサービスは、イベント開催日以外も11月6日から12月7日までクラブハウスと札幌駅前にあるオフィシャルショップ「ON-DECK(オンデック)」の2店舗で提供されました。

札幌駅前のオンデックにて。現場のスタッフの皆さんも、ガーメントプリンターやソフトウェアを簡単なトレーニング後すぐに使いこなしていました

札幌駅前のオンデックにて。現場のスタッフの皆さんも、ガーメントプリンターやソフトウェアを簡単なトレーニング後すぐに使いこなしていました

ファンの心をつかむグッズとは?イベントの仕掛け人に聞きました

スポーツ業界でグッズ販売に長年携わってきた、オフィシャルストアの責任者である株式会社日本ハムファイターズの牧健太郎さん(下写真)にお話を伺いました。

オフィシャルストアの責任者である株式会社日本ハムファイターズの牧健太郎さん

お客様自身がデザインしたグッズを作るイベントを開催したきっかけ
「以前は一部のスター選手のグッズだけが売れましたが、最近はそれだけではファンのニーズをつかみきれません。本当はどのグッズも全選手分作りたいところですが、生産ロットや在庫の問題があります。その場でデータを入力してグッズを作ることも検討してきましたが、なかなか導入に至りませんでした。
そんな中、ローランド ディー.ジー.さんから在庫を持たずに会場でグッズを製作する仕組みの提案があり、今回のイベントに協力いただくことになりました」

普段使いできるおしゃれなグッズを作る理由
「各球団が『プロ野球=おじさんだけのもの』でなく、女性や若い方にもファン層を広げるという課題に取り組んでいます。そのような方々に支持されるグッズやデザインは意識しています。また、いかにも応援グッズではなく普段から使えるデザインのグッズが欲しいというファンの声を今回のイベントの企画に反映しました」

今後の展望について
「今回の取り組みは新たなチャレンジとしてとても良いと思います。お客様がグッズをどの程度自由にデザインできるようにするかなど工夫すれば、常設サービスとして店舗や球場に導入できる可能性も見えてくると思います」

ありがとうございました。

イベントではファイターズファンの想いがこもったグッズがたくさん生まれました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

ファイターズオフィシャルストア「クラブハウス」「オンデック」の詳細はこちら