企業ニュース
2017年07月27日
ローランド ディー.ジー.株式会社
チリで開催される「第13回 世界ファブラボ代表者会議(FAB13)」に協賛
業務用インクジェットプリンターやデジタルものづくりツールを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社は、7月31日から8月6日までの7日間、チリ・サンティアゴで開催される「第13回 世界ファブラボ代表者会議(以下FAB13:ファブサーティーン)」に協賛しますのでお知らせいたします。
「ファブラボ*1」は、様々なデジタル工作機器を取り揃えた市民工房です。「MAKE(作る)」「LEARN(学ぶ)」「SHARE(分かち合う)」のコンセプトの下、個人の自由なアイデアに基づくものづくりを支援するとともに、世界各地のファブラボ間のネットワーク化により、ものづくりに関する知恵やノウハウを共有し、国境を越えて協働するグローバルなものづくりコミュニティを形成しています。世界ファブラボ代表者会議は、年に一度、世界中のファブラボ関係者が一堂に会する場です。13回目の開催となるFAB13では、デジタルものづくりに関するシンポジウムや、特定の課題解決に協力して取り組むワークショップ、各ファブラボの成功事例や取り組みの紹介など多様な活動が行われ、世界1,000ヶ所以上のファブラボの関係者が参加する見込みです。
当社は、デジタル技術を活用したものづくりの可能性を広めることで、人々の創造性を解放し、新たな価値を実現していくというファブラボの理念に共感し、2013年より世界ファブラボ代表者会議に協賛しています。FAB13の会場では、アメリカの販売子会社Roland DGA Corporationが、「ファブラボ推奨機器」に採用されている3次元切削加工機やカッティングマシンをはじめ、大型インクジェットプリンター、UV-LEDプリンターなどのデジタルツールを展示します。Roland DGAは、STEM教育*2に先駆けるアメリカにおいて、当社製品を使ってデジタルものづくりの手法を学ぶことで、学生の創造力を育むことができる教育カリキュラムを展開しています。FAB13では、デスクトップカッティングマシン「CAMM-1(キャムワン)GS-24」を使ってバックパックを製作するワークショップを開催し、教育・研究機関の関係者が多いとされるファブラボのマネージャーやメンバーに、このカリキュラムをご体験いただける機会を提供します。
当社は四半世紀以上に亘ってデジタル技術を活用したものづくりの普及に務めており、「コンパクト」「使いやすさ」「導入しやすい価格」という価値を提供する当社のデジタルツールは、人々のイメージやアイデアをカタチにするツールとして活用されてきました。Roland DGAのAndrew Oransky社長は、「当社のデジタルツールは、パーソナルなものづくりから、世界中に展開するファブラボの、各地が抱える課題の解決を目指す新たなものづくりや、ものづくり体験を通じて人材を育成する教育市場などへと活躍の場を広げています。これからも当社製品が、生活環境や地球環境をより良くするためのさまざまなアイデアの具現化や、次世代を担う子どもたちの教育に貢献することを願っています」と述べています。
「第13回 世界ファブラボ代表者会議(FAB13)」Webサイト(英語): http://fab13.fabevent.org
*1 米国マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルド教授が提唱した、デジタルからアナログまでの様々な工作機器を取り揃えた市民工房。現在、世界100ヶ国以上に1,000ヶ所を超すファブラボ拠点があります。
*2 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4学科を重視する教育。
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ローランド ディー.ジー.株式会社
グローバルマーケティングユニット 担当:椋木
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4 TEL:053-484-1201 / FAX:053-484-1216
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