中国・東華大学ラッフルズ国際デザイン専修学院に「ローランド ディー.ジー. ワークショップ」を開設

中国のデザイン教育現場で高付加価値印刷を活用した産学連携プロジェクトを開始

【上海発】 業務用インクジェットプリンターや3次元切削加工機を製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社（取締役会長兼社長：冨岡昌弘、本社：静岡県浜松市）は、中国の販売子会社Roland DG (China) Corporationが、東華大学ラッフルズ国際デザイン専修学院と産学連携に関する協定を締結し、同学院内に「ローランド ディー.ジー. ワークショップ」を開設しましたのでお知らせします。

東華大学ラッフルズ国際デザイン専修学院は、中国・上海にキャンパスを持つ東華大学と、シンガポールを拠点とするラッフルズ国際デザイン専修学院の協業により設置された国際的なデザイン教育機関です。1994年の開校以来、先進的かつ創造的なデザイン教育がアジア地域で高く評価されており、ファッションデザインやグラフィックデザインなど幅広い分野に優秀な人材を多数輩出しています。

ローランド ディー.ジー. ワークショップは、デザイン分野における学生の創造力、企画力、実行力を育成することを狙いとするもので、Roland DG (China) Corporationの販売代理店がオペレーションを担当します。デザイン性の高い作品の製作に最適な、当社のインクジェットプリンターVS-640やUV-LEDプリンターLEF-12を設置しており、学生は、デザインした作品の出力をオペレーターに依頼することもできますし、アドバイスを受けながら、自身で作品の試作や製作を行うこともできます。学生は、イメージやデザインをカタチにするための、最先端のグラフィック製作技術を会得できるだけでなく、デザインビジネスに精通した販売代理店のスタッフから、将来的にデザイナーとして独立・起業する際に必要となる、より実践的なノウハウを得ることも可能です。

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  オープニングセレモニーで協定の締結を祝うSara Corvino学科長(右)とMichael Man

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  ローランド ディー.ジー. ワークショップ

Roland DG (China) CorporationのマーケティングマネージャーCheng Qiは、「当社のインクジェットプリンターVS-640は、512色のメタリックカラーが表現できるばかりか、メタリックカラーで濃淡のある精緻な模様を印刷することも可能で、プロセスカラー（CMYK）だけでは難しい、高級感とオリジナリティにあふれた作品を製作することができます。また、UV-LEDプリンターLEF-12は、紙やフィルムはもちろんのこと、布地や皮革など多様な素材に印刷でき、エンボス（盛り上げ）加工を活用した立体的な表現も可能です。学生の皆さんの創造力で、当社製品の可能性を十二分に引き出していただき、私たちの想像を超える作品が実現されることを期待しています。」と語っています。

東華大学ラッフルズ国際デザイン専修学院ビジュアルコミュニケーション学科のSara Corvino学科長は、今回の産学提携を高く評価するとともに、「本校と世界有数のインクジェットプリンターメーカーであるローランド ディー.ジー.が提携関係を深めることで、より質の高い創造的な教育プログラムを築き上げていきたいと考えています。本校で学んだデザインに関する知識とワークショップでの実践経験が、学生たちが卒業後にデザイン業界で勝負していくための武器になると思います。」と期待を込めています。

Roland DG (China) Corporationの董事兼総経理Michael Manは、「東華大学ラッフルズ国際デザイン専修学院、販売代理店、当社の三者が、学生の皆さんを力強くバックアップすることで、最先端のデザインが求められる幅広い分野に、優秀な人材を送り出していまいりたいと思います。」と述べ、さらに今後の取り組みについて、「当社製品をご活用いただいているデザイン業界のユーザーの現場に学生の皆さんをインターンシップとして派遣することで、将来的な独立・起業を支援していきたいと考えております。」と述べています。

本情報のお問い合わせ

ローランド ディー.ジー.株式会社
グローバルマーケティング部 マーケティングコミュニケーション課 担当：沖野
〒431-2103　静岡県浜松市北区新都田1-6-4　 TEL：053-484-1201 / FAX：053-484-1216
E-Mail：rdg-globalpr@rolanddg.co.jp