製品ニュース
2010年01月26日
ローランド ディー.ジー.株式会社
直感的なユーザーインターフェイスと、自由度の高いデザインを両立。デザイナーの”イマジネーション”を最大限に引き出すジュエリーデザインソフトウェア「Roland JewelStudio2.0」発表
ローランド ディー.ジー.株式会社（本社：浜松市北区新都田1-6-4/代表取締役社長：冨岡昌弘）は、指輪やペンダント、ネックレスなどの宝飾品のデザインが行えるジュエリーデザインソフトウェア「Roland JewelStudio™（ローランド ジュエルスタジオ）」をバージョンアップし、2010年1月26日（火）より提供を開始します。
「Roland JewelStudio」は、宝飾用ワックス原型加工機「JWX-30」※1に標準付属するソフトウェアです。バージョン2.0は、「JWX-30」を新規に導入される方はもちろん、既存ユーザーも無償でアップデート※2いただけます。
今回のバージョン2.0では、より直感的な操作を実現するとともに、一度確定したデザインの変更を容易に行うことができる「パラメトリック編集機能」を新たに搭載しました。分かりやすいアイコン表示により、初めての方でもストレスの無い操作を可能としたほか、ジュエリーを構成する宝石、石の台座、プロング（ツメ）といった様々なパーツの形状、サイズ、角度、個数などを簡単に変更できます。変更後の形状もプレビューで即座に確認できるため、高効率なジュエリー製作を行えます。
また2.0には、魅力的なジュエリーを生み出すための様々な新機能が搭載されています。例えば、画像データやイラスト、ロゴなどの曲線データをインポートし、指輪やペンダントの表面に貼り付けて立体化することで、独創的な表現が可能。身近なデータ素材を活用することで、初めての方でも簡単にオリジナルジュエリーを製作できます。
この他にも、完成したジュエリーのイメージを動画に書き出す機能により、クライアントとのコミュニケーションを円滑に図れるほか、制作中のジュエリーの貴金属の重量を瞬時に計算・表示する機能など、設計だけでなくサポートも充実の新機能が搭載されています。
自由度の高いジュエリーデザイン、快適な操作性、動画によるプレゼンテーションを網羅する「Roland JewelStudio2.0」は、ジュエリーデザイナーの感性を刺激し、“イマジネーション”を最大限に引き出します。
※1：欄外にて説明。
※2：アップデートには、インターネット環境が必要です。
主な特長
「Roland JewelStudio™ 2.0」の特長＜新機能＞
柔軟なデザイン変更に対応できる「パラメトリック編集機能」を新搭載
今回のバージョンから「パラメトリック編集機能」を新たに搭載しました。完成したジュエリーデザインに含まれる宝石や石の台座、プロング（ツメ）といったジュエリーを構成する一つ一つのパーツの形状、サイズ、角度、個数などを簡単に変更できます。変更後の形状もプレビューで即座に確認できるため、高効率なジュエリー製作が可能。クライアントからのデザイン変更要望にもすばやく対応できます。
例）形状変更する石を指定→石の形状を変更→変更終了
直感的な操作を実現するユーザーインターフェイスを採用
初めての方でもストレスのない操作をしていただくために、直感的に操作が行えるユーザーインターフェイスを採用しています。分かりやすいアイコン表示により、イメージしたジュエリーのデザイン作業を快適かつスピーディーに進められます。
身近なデータ素材を活用することで簡単にオリジナルジュエリーをデザイン可能
デジタルカメラや携帯電話で撮影した画像データ、Adobe® Illustrator®で描いた閉曲線の線画データをインポートし、指輪やペンダントの表面に貼り付け立体化することで、対象ジュエリーに今までにない独創的な表現を施すことができます。身近な画像データやベクターデータを利用することで、デザインの可能性は無限の広がりをみせるほか、初めての方でも、簡単にオリジナルジュエリーを製作できます。
※Adobe® Illustrator®のバージョン8以前のAI形式
画像データをジュエリーの表面に貼り付け、画像の濃淡で高さ設定を行う新機能「3Dテクスチャ」
イラストデータをジュエリーの表面に貼り付け、高さ（ or 彫り）設定を行う新機能「レリーフスタジオ」
完成したジュエリーを動画で演出が可能。クライアントとの円滑なコミュニケーションを実現
完成したジュエリーのイメージを動画に書き出す新機能を搭載しています。カメラワークや表示時間を設定でき、用途に応じて様々な形式で保存できます。クライアントへメールやDVDを送って完成型を確認したり、ウェブサイトで自分がデザインしたジュエリーを動画でアピールすることが可能です。
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制作中ジュエリーの貴金属の重量を瞬時に計算・表示が可能
制作中ジュエリーの貴金属を瞬時に計算・表示する新機能を搭載しています。例えば、指輪のサイズ変更に伴う重量の増減や、銀でデザインしていたモデルを、金やプラチナに変更した場合の重量の変化を瞬時に表示でき、コスト計算が簡単に行えます。
宝石の表示をリアルからシンプルまで選択可能。パソコン処理の負担を軽減
大量の宝石を配列・表示する際に、リアル形状（レンダリング）表示ではパソコンの処理に負荷が掛かってしまうため、宝石を輪郭線で描いたワイヤーフレーム形状や宝石の面数を減らしたシンプル形状で表示する機能を新たに搭載しました。デザイン時は負荷の掛からない形状を利用し、確認時にはリアル形状を表示することで、効率的な作業が行えます。
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レンダリング (PCへの負担：大)
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ワイヤーフレーム （PCへの負担：軽）
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面数の多いリアル形状 (PCへの負担：大)
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面数の少ないシンプル形状（PCへの負担：軽）
「JWX-30」について
「JWX-30」は、2008年9月に当社が発表した宝飾用ワックス原型加工機です。優れたコストパフォーマンスと今まで手作業に頼っていたジュエリー製作工程の大部分をデジタルにより快適かつスピーディーに行えるため、大幅な製作時間の短縮とトータルコストの削減を実現する製品として高い評価を得ています。
ソフトウェア画面
写真：Roland JewelStudio2.0
主な仕様
| 品名 | Roland JewelStudio™2.0 |
|---|---|
| オペレーティングシステム（OS） | Windows®7、Windows Vista®、Windows® XP、Windows®2000 ※64ビット版等、OSの対応状況の最新情報は、サポートページをご確認ください。 |
| CPU | Pentium4、2.4GHz以上を推奨 |
| メモリー | 3GB以上を推奨 |
| インストールに必要なハードディスク容量 | 1GB以上 |
| ディスプレイおよびビデオカード | 1,024×768ドット以上、16bit色（High Color）以上をサポートするビデオカード（ビデオカードはOpenGL対応のものを推奨） |
| 発売日 | 2010年 1月 26日（火） |
※仕様は予告なく変更する場合があります。
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プロモーション課
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