製品ニュース

2007年02月19日

ローランド ディー.ジー.株式会社

切削RP(アールピー)ソフトウェア「SRP Player」単品発売のお知らせ

ローランド ディー.ジー.株式会社(本社:浜松市新都田1-6-4/代表取締役社長:冨岡昌弘)は、「誰もが使える使いやすさ」を基本コンセプトに開発された、次世代切削RP※1ソフトウェア「SRP Player(エスアールピー プレイヤー)」を2007年3月1日より単品販売いたします。

「SRP Player」は、昨年7月に発売した当社切削RPマシンのハイエンドモデルMODELA PROⅡシリーズに標準付属しているCAMソフトウェア※2です。切削加工に携わったことがない初心者の方でも簡単にお使いいただけるように、操作方法を5ステップに絞り込んだシンプルな対話形式を採用。お客様は「どんな形状か」「どういった素材を削るか」など画面の指示に従って加工条件を入力していくだけで、3D CADデータの取り込みから切削RPに送る加工データの生成までの作業を、ストレスなくスムーズに行うことができるソフトウェアです。

今回は、既に多くの方に好評をいただいているこの「SRP Player」を、新たに当社切削RPマシンMODELA MDX-40でもお使いいただけるよう開発。標準価格50,000円(税込価格52,500円)というリーズナブルな価格で、単品発売することになりました。

MDX-40は、高い切削性能を持ちながらも、初めての方でも自由に使いこなせる操作性と、導入しやすい低価格を実現した、切削RPマシンの人気モデルです。このMDX-40と「SRP Player」を組み合わせてお使いいただくことで、切削加工に不慣れなお客様にも、今まで以上に手軽に、そして安心して切削RPマシンをご活用いただけるようになります。

  • SRP Player 画面

  • SRP Playerの操作画面

    SRP Playerの操作画面

SRP Playerのシステム要件

対応OS Windows®XP SP2、Windows®2000 SP4(ただし、Internet Explorer6.0以上が必要)Windows Vista™ 対応予定(時期未定)
CPU Pentium®4推奨
メモリ 1GB以上を推奨
ハードディスク容量 20MB(インストール時に必要な容量)
対応機種 MODELA MDX-40,MODELA PROⅡシリーズ(MDX-540/540A/540S/540SA)
標準価格 標準価格50,000円(税込価格52,500円) ※MODELA PROⅡシリーズは標準付属

切削RPに関する基礎知識

※1. 切削RP(SRP:Subtractive Rapid Prototyping)とは
3D CADやCGのデータを短時間で実物のモデルにすることをラピッド・プロトタイピング(RP)といいます。SRPとは、切削という手段を用いて実物のモデルを作成するラピッド・プロトタイピング(RP)です。光造形、積層式のRPに比べて、様々な素材を使い、高精度で美しいモデルを製作することが可能です。
※2. CAMソフトウェアとは
切削マシンなどの切削機器は、パソコンから送られてくる加工データをもとに動作します。CAMは、3D CADやCGで作られた3次元データをもとに、切削機器のための加工データを生成するソフトウェアです。本来切削は刃物の回転数や切削スピードの設定などの専門的なノウハウが必要な作業です。しかし、このノウハウがなくても、3次元データの立体化に適した切削設定を自動計算してくれるのがCAMソフトウェアです。

報道関係の方のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社
販売推進グループ
〒431-2103 静岡県浜松市新都田1-6-4  TEL:053-484-1208 / FAX:053-484-1216
お客様のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社
コールセンター
〒431-2103 静岡県浜松市新都田1-6-4  TEL:0120-808-232 / FAX:053-484-1232

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