製品ニュース
2004年10月13日
ローランド ディー.ジー.株式会社
カンタン操作、専門知識不要、自動制御も搭載。新コンセプトの計測用フレキシブルゲージ誕生!MeasuringROBO MRX-400
ローランド ディー.ジー.株式会社(浜松市新都田1-6-4/代表取締役社長:冨岡昌弘)は、製造業向けの計測用フレキシブルゲージ「MeasuringROBO(メジャーリング・ロボ) MRX-400」を開発、2004年11月25日(木)より販売を開始いたします。
MRX-400は、接触式三次元計測機のセンサーとして世界的に信頼の高いレニショー社製のプローブを採用したモータドライブ方式(自動制御による計測方式)のフレキシブルゲージです。
現在、生産現場では部品、パーツ測定においてノギスやハイトゲージなどの汎用ゲージ(ものさし)が多く用いられていますが、作業者によって結果に差異が生じたり、手間がかかったりと様々な問題が存在します。MRX-400はこれら問題を解決する手軽な自動三次元計測マシンです。
本体はコンパクトサイズを実現し、また温度・湿度管理された専用の測定室が必要ないため、スペースの限られた生産現場などで手軽に設置することができます。
標準付属の専用ソフトウェア「ProMeasure(プロメジャー)」との組み合わせにより「円の直径」や「二点間の距離」、「角度」などの単純な形状はもちろん、ノギスやハイトゲージでは難しかった複雑な形状や、仮想点を含む寸法なども、正確に自動計測できます。
また計測経路も簡単に設定できるため、専門的なプログラミング知識がない方でもご利用いただけます。さらに一度計測した経路は記憶されるため、同一形状の二回目以降の計測は自動で行えますので、作業効率の向上が実現します。そのほかにも、計測結果の合否判定や計測データを汎用性の高いCSV形式やテキストデータとして出力できるため、工程・検査管理にご利用いただけます。
当社はMRX-400を、樹脂成型品や板金パーツの計測用途、出荷や納品時の抜き取り検査のチェック用として、主にプレス加工業、樹脂加工業、小型部品製造業などに販売を展開していきます。
新製品の主な特長
-コンピュータによる自動制御により、計測工数削減や省力化に貢献
-高性能レニショー社製プローブを採用した高い信頼性
-同一形状の繰り返し測定や、ノギスでの測定が困難な形状に対応
-測定経路を保存することで二回目以降の計測を自動で行う自動制御機能を搭載
-計測データをCSV形式、テキスト形式で出力することで計測管理が簡単
-計測専用ソフトウェア「ProMeasure」標準付属
主な仕様
製品名 | MRX-400 |
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価格 | オープン価格 |
形式 | 三軸直交、モータドライブ式、接触式プローブ |
動作ストローク | 400 (X)×300 (Y)×204 (Z) mm |
テーブルサイズ | 400×300mm |
テーブルに積載可能な重量 | 最大 5 kg |
動作速度 | 最大 40 mm/s |
指示精度※ | ±(20+210L / 1000)μm ただしLは測定寸法(mm) |
電源および周波数 | AC 100V±10 %、50/60 Hz |
必要な電源容量/消費電力 | 0.7A/約 45 W |
インターフェイス | USBインターフェイス(Universal Serial Bus Specification Revision1.1準拠) |
外形寸法(スタンド含む)/重量 | 800(幅)×800(奥行)×1706(高さ)mm/340kg(スタンド含む) |
動作環境 | 温度 15~ 25℃、湿度 35~ 75% (ただし結露なきこと) |
付属ソフトウェア | 計測用ソフトウェア「ProMeasure」Windows® 98/Me/2000/XP |
発売後1年間の販売目標台数 | 50 台(国内販売のみ) |
発売日 | 2004年11月25日(木) |
※ 指定条件における三次元空間上の座標精度(当社測定方法による)。ただし、付属の標準スタイラス以外は精度保証されません。また、アプリケーションにおける各種の測定結果は、測定方法などの諸条件の影響を受けます。
注) 製品の仕様、外観は予告なく変更する場合があります。
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