製品ニュース
2003年05月20日
ローランド ディー.ジー.株式会社
当社3Dモデリングマシン専用CAMソフトウェアがバージョンアップ。「MODELA Player 4」リリースのお知らせ
ローランド ディー.ジー.株式会社(浜松市新都田1-6-4/代表取締役社長:冨岡昌弘)は、3D CADで作成した3次元データを読み込み、当社モデリングマシンで切削加工を行うためのCAMソフトウェア「MODELA Player」の最新版、「MODELA Player 4」をリリースいたします。
当社では、設計分野のデジタル化に着目し、製造業や教育市場における製品試作を支援する小型工作機(3Dモデリングマシン)「MDXシリーズ」の開発・製造を行っております。「MODELA Player」は、MDXシリーズに標準付属のアプリケーションソフトウェアで、操作性が容易なことからCAMソフトウェアの入門用としてお客様から好評を得ています。
今回のバージョンアップでは画面デザインや操作体系を一新し、さらに使いやすくなったほか、3D設計で広く用いられるIGESファイルに対応するなど、CAMソフトとしての機能も強化いたしました。
なお、MODELA Player 4は2002年11月より、当社3DモデリングマシンMODELA PRO(モデラ・プロ) model MDX-650A、MDX-500には専用版を同梱しておりますが、今回MODELA(モデラ)model MDX-20、MDX-15に対応しましたので発表とさせていただきます。
「MODELA Player 4」は2003年5月20日以降、当社出荷分のMDX各製品に同梱されるほか、以前のバージョンをお持ちのお客様は、当社お客様窓口にて10,000円(税抜)でアップグレードいただけます。
MODELA Player 4の主な特長
新しい操作体系を採用し、基本機能が充実
さまざまな方向からオブジェクトを確認したり、レンダリング表示に対応するなど、CAMソフトウェアとしての基本機能が充実しました。
IGESフォーマットの読み込みに対応
DXF、STLのほか、新たにIGES形式のファイルに対応し、多くの3D CADとの連携が可能になりました。
複数工程によるプロジェクト管理
加工手順はウィザード形式で簡単・確実に操作することができます。粗加工や仕上げ加工などの設定した一連の加工条件をプロジェクトファイルとして保存でき、いつでも参照いただけます。
部分切削、穴あけ加工機能
オブジェクトの必要な部分だけを選択し切削できる部分切削機能、エンドミルの径に応じて材料の任意の場所への穴あけを行う機能を新たに搭載しました。
ATC(自動ツール交換)に対応 ※MDX-650Aのみ
MDX-650AではATCをサポートし、ツールの自動交換が可能になったほか、回転軸ユニットとの併用も可能で効率的に切削を行うことができます。
MODELA Player 4のシステム要件
対応OS | Windows® 95/98/Me/NT4.0/2000/XP |
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CPU | PentiumⅡ以上を推奨 |
メモリ | 128MB以上を推奨 |
HDD | 10MB以上の空き容量 |
対応当社製品 | MDX-650A、MDX-500、MDX-20、MDX-15 (注: MDX-3は未対応) |
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